こんなことが知れる記事となっています。
近年、Webマーケティング業界に転職を考える社会人が増えています。
しかし、「全くの未経験からWebマーケティング業界に転職するのは難しい」と世間では言われています。これは本当なのでしょうか？
結論、「未経験からWebマーケティング業界に転職する難易度はやや高いが、不可能では全くない」です！
なぜなら、私自身が未経験からWebマーケティング業界への転職を成功させた経験を持っているからです。
本記事では、私が未経験からWebマーケティング会社に転職できた体験談や転職するために取った行動を紹介していきます。
記事の後半では、未経験からWebマーケティング業界に転職するための方法について解説しているため、Webマーケティング業界への転職を考えている方はぜひ参考にしてください。
執筆者の経歴
社会人3年目に、SE(システムエンジニア)からグロース市場上場のWebマーケティング会社に転職。
以降、Webマーケターとして数百万の予算をクライアントから預かり、Web広告の運用に携わっています。
私が未経験からWebマーケティング会社に転職できた理由
私は元々システムエンジニアとして働いていましたが、社会人3年目にWebマーケティング会社に転職しました。
「エンジニアとWebマーケターは仕事内容が近いのでは？」と思う方もいるかもしれません。しかし、私はエンジニア時代、工場のバックエンドシステム(工場で働く人々が使うシステム)等を作っていたため、仕事内容は全く異なります。
そんなWebマーケティングとは縁もゆかりもなかった私が、未経験ながらWebマーケティング会社に内定を貰えたのは以下3つの理由が大きいです。
私がWebマーケティング会社に転職できた理由 順番に解説していきます。 私は、社会人3年目に第二新卒と言う切り札を使ってWebマーケティング会社に転職しました。 このタイミングに転職を決意した理由は、未経験からWebマーケティング業界に転職するなら20代が圧倒的に有利だからです。 Webマーケティングは比較的最近できた仕事であり、他の業界に比べて平均年齢は若い傾向にあります。 そのため、未経験で入社する人の場合は、若い世代の方が会社に馴染めると判断されがちです。 また、Webマーケティングの仕事は、目まぐるしいスピードで変化しており、一から仕事を覚えるなら若い方の方が有利なのも事実です。 これらの理由で、私は25歳の時にWebマーケティング業界に転職しました。 未経験からWebマーケティング業界に転職するなら、副業でちょっとした実績を作ったり、スクールに通って知識を身に付けたりして行動で熱意を見せる必要があります。 私の場合は、Webライターとブログの副業に取り組み実績を企業にアピールしました。 正直、私の副業の実績は「月10万円くらい」とそれほど凄い実績ではなかったです。 しかし、Webマーケティングに興味があり、実際に自分で考えて行動していたことを評価していただき、内定がもらえました。 転職活動を初めて見たものの「未経験だから」という理由で、書類選考で不採用になることも多かったです。 そのため、私はとにかく応募の数を増やしました。実際に、複数の転職エージェントに登録して、毎日5〜10社程に応募していました。 その結果、数社から面談を実施していただき、その中の2社から内定をいただけました！ スキルと経験不足を行動量でカバーできたのは、後から振り返っても非常に良かったと思います。 よほど優秀な人でない限りただがむしゃらに行動しても、未経験からWebマーケティング業界に転職するのは難しいです。 また、きちんと戦略を立てないとブラック企業に入社してしまう可能性もあります。 そこで、本項目では、私がWebマーケティング会社に転職するまでに取った行動を全てご紹介します。 具体的に、私が取った行動は以下の7つです。 ①副業での実績作り ②本で転職に必要な知識を身に付ける ③自己分析 ④転職の軸を決める ⑤転職エージェントへの登録 ⑥履歴書・職務経歴書の作成 ⑦応募 ⑧面接 順番に解説していきます。 私は社会人1年目にブログとwebライターの副業を始めました。 本業と副業の両立はなかなかに大変でしたが、結果的に副業を始めたことが、後々の転職活動に大きくプラスになりました。 副業を始めて良かったこと 副業はwebマーケティング転職において、間違いなくプラスに働きます。 Webマーケティング未経験で、副業をしておらず、実績・スキル共にゼロの人 Webマーケティング未経験だが、副業で基礎的な知識は身についている人 企業は上記どちらの人材を欲しがるでしょうか？ 間違いなく副業に取り組んでいる後者ですよね。 副業に取り組むことは、他の未経験者との差別化にも繋がるため、本気でWebマーケターになりたい方は、ぜひ副業に挑戦してみてください。 いざ転職を始めようにも、私の場合、初めての転職だったため、転職に関する知識がゼロでした。 そこで、まずは転職に関する本を数冊読み、転職の進め方や心構えなどの知識を身に付けました。 実際に私が読んで良かったと思う転職本は、以下の記事にまとめてあるため、興味のある方はご覧ください。 チャレンジャー 20代におすすめの転職本は？ 転職活動する前に読んでおくべき本はある？ こんにちは！ゆきです！ 私は、新卒でシステムエンジニアとしてキャリアをスタートさせ、 ... 続きを見る 自己分析が苦手な方や面倒だと思う方は非常に多いかと思います。 例にも漏れず、私もその一人でした。。。 しかし、自己分析を全くせずにいきなり転職活動を始めると、内定を貰えたとしても企業と自分自身の感覚にギャップが生じて、苦しい状況になる可能性もあります。 そのため、自己分析は絶対にやった方が良いです。 私の場合は、以下の内容を紙に書き出して、自分の価値観を言語化しました。 自己分析の結果、私は自由を最も好む性格なことが分かりました。 さらに、私の場合、将来独立も考えていたため、「なるべく自由な社風」で「独立した後も役立つスキルを身に付けられる」企業が自分に適している企業だと理解できました。 次に、「自己分析」の結果を基に、転職の軸を決めました。 転職の軸とは、言い換えれば「何を優先させて、何を切り捨てるか」です。 年収が良くて、フルリモートで、私服OKで、完全週休二日で、、、 と全てを優先させるといつまでたっても転職できません。 そこで、転職の軸に優先順位を付けましょう！ 私の転職の軸は以下でした。 私の転職軸 そのため、上記以外の給料やワークライフバランスは、最低限のレベルでも良いと考えていました。 転職エージェントを活用すると以下のようなメリットが得られます。 転職エージェントのメリット 私も転職エージェントを活用して転職活動を進めました。 当たり前ですが、複数の転職エージェントに登録した方が、応募できる企業数が増えます。そのため、私は5つのエージェントに登録しました。 その結果、100社以上のWebマーケティング企業にアプローチできました。 また、複数の転職エージェントに登録するメリットとして、相性の良い担当者と巡り合える可能性が高まる点も挙げられます。 実際に、私が最初に登録したエージェントの担当者とは相性があまりよくなかったですが、2つ目に登録したエージェントの担当者は、親身になって話しを聞いてくれ、非常に相談がしやすかったです。 エージェント担当者との相性は、転職活動を優位に進めていく為にも非常に重要になるため、複数のエージェントに登録して相性の良い担当者を探しましょう！ 以下は、私が実際に登録して良かったと感じた転職エージェントです↓ マイナビジョブ20'sは、20代・第二新卒に特化した転職エージェントです。 そのため、20代若手社会人を積極的に採用したいと考えている企業にアプローチができます。 また、未経験OK求人数が76％と非常に高いのも、未経験からWebマーケターを目指す人におすすめできる理由の一つです。 評価も高く(Googleレビュー☆4.5)、適性診断やスカウトサービス、書類添削、面接対策などサポートも手厚いため、登録しておいて損はありません！ リクナビNEXTの特徴は、利用者数の多さです。 会員数は1400万人を超えており、転職者の8割が利用している転職エージェントです。 そのため、求人数が豊富で、Webマーケティング企業の掲載もたくさんあります。 また、リクナビNEXTの利用者は半数以上が34歳以下のため、若い人でも利用しやすい点もポイントです。 こちらもマイナビジョブ20's同様、登録しておいて損はありません。 企業に応募するためには、履歴書と職務経歴書が必要になります。 履歴書や職務経歴書の作成方法やテンプレートは、調べれば簡単に出てくるため、調べながら作成しました。 また、履歴書や職務経歴書のクオリティを上げるために、転職エージェントの方に添削もお願いしていただきました。 ポイント 一度作成した履歴書・職務経歴書は使い回すことになるため、始めからしっかりと作りこみましょう！ 履歴書・職務経歴書の準備が出来たら、後は自分の転職軸に合致すると思った企業にひたすら応募しました。 この時「未経験歓迎」の記載がある企業は、未経験者でも書類選考が通りやすいため、積極的に応募していました。 思った以上に書類選考で落とされるので、少しでも気になる企業には迷わず応募していきましょう！ 私の場合、転職活動を始めたばかりの頃は、緊張と不安で面接で上手く話せませんでした。。。 しかし、面接の数をこなしていくうちに自然と話せるようになりました。 そのため、面接もとにかく数をこなして、慣れることが一番の近道だと思います！ 特に、私は元々エンジニアで、人と頻繁に話す仕事ではなかったため、余計に面接に慣れるために場数を大切にしていました。 また、面接を受けて上手く答えられなかった質問は、別の企業でも聞かれる可能性があるため、面接終了後すぐにメモに残して対策を取りました。 転職活動は、長期戦になる可能性もあるため、初めの面接は練習くらいの気持ちで望むと気が楽で良いと思います。 残念ながら、未経験からWebマーケティング業界に転職するハードルはそこそこ高いです。 実際に私も転職活動で、100社以上から不採用を貰ったため、未経験から難しさは身をもって知っています。 これほどまでに未経験からWebマーケティング業界への転職難易度が高い理由は、以下の4つです。 Webマーケティング転職が難しい理由 順番に見ていきましょう。 職業情報提供サイトjodtagによると、令和4年度のWebマーケティング(ネット広告・販売促進)の有効求人倍率は0.55倍でした。 これは、100人が求人に応募してきたのに、55人しか採用されない状況です。令和4年の職種全体での平均有効求人倍率が1.31倍であったことを考えると、Webマーケティングはかなり競争率が高い職種であることが分かります。 このようにWebマーケティングは、多くの人が就きたい人気の職種のため、自然と競争率が高くなり未経験者の転職は難しくなっているのが現状です。 Webマーケティング業界では、経験と実績が一番評価されます。 なぜなら、Webマーケティングには、媒体(GoogleやYahoo!、Metaなど)に関する知識やデータ分析能力、ライティングスキルなど多くの専門的なスキルが必要とされるからです。また、CPCやCPA、CVRなど専門用語もたくさん使われます。 これらの知識やスキルがないと、Webマーケティングの仕事をするのは難しいです。 また、Webンマーケティングの仕事は、実際に自分で手を動かしてやってみないと分からないことも多く、感覚的なものも大切です。 そのため、経験・実績を兼ね備えた有識者の方が優遇されやすく、未経験者は転職に苦しむケースが多いです。 企業側が未経験者を取りたがらない理由には、新人教育に関わるコストも関係あります。 未経験者を採用する場合、多かれ少なかれ新人教育に関するコストが必要となります。 しかし、Webマーケティングと言う仕事自体比較的新しい仕事のため、小規模の会社も多く、新人教育にかける工数が取れない企業も多いのが事実です。 そのため、多くの企業は育成が必要な未経験者よりも有識者を好んで採用する傾向があります。 実際に、転職エージェントを見てみると募集要項の欄に「Webマーケティング歴2年以上」などの条件を設けている企業も多いです。 Webマーケティングの仕事は、向き不向きがはっきりと出る仕事です。 具体的に、以下のような人はWebマーケティングの仕事に向いています。 Webマーケティングの仕事も様々な分野に分けられるため、一概には言えませんが、上記のような特徴を持っている人はWebマーケティングに向いていると言えるでしょう。 私の周りを見ても様々なことに興味を持って取り組める好奇心旺盛な人は、楽しみながらWebマーケティングに取り組めている気がします。 転職では、このあたりのWebマーケターとしての適性を見られることもあり、適性がないと判断されると落とされてしまうため、転職前に自分自身でWebマーケターの適性があるかを確認しておきましょう。 ここまでの内容を踏まえて、「やっぱり未経験からWebマーケティング業界に転職するって難しそうだな…」と思われた方もいるかと思います。 しかし、未経験からでもほぼ確実にWebマーケティング企業に転職できる裏技があるんです！ その裏技とは、スクールの活用です！ 以下、詳しく解説していきます。 Webマーケティングスクールが転職を近づける理由は、未経験者にとって一番の課題である「知識不足と経験不足を補えるため」です。 Webマーケティングスクールで学べること このように、スクールではWebマーケターとして必要なスキルと知識が学べます。 また、スクールによっては、マーケ会社への転職支援を行ってくれるところもあります。 このような制度をフル活用すれば、未経験者でも確実に転職できます。 このように、金銭的な問題でスクールに通えない人も多いでしょう。 しかし、諦めるのはまだ早いです。補助金制度を活用すれば、個人の負担を最小限に抑えられます。 例えば、実績が積めるWebマーケティングスクール「Wannabeアカデミー」では、リスティング補助金制度を利用すると、3.9万円でWebマーケターが目指せます。 また、4カ月でWebマーケターのスキルが身に付けられる「デジプロ」では、人材開発助成金を活用することで受講料が80%OFFになります。 さらには、無料で学べるWebマーケティングスクールもあります。 この記事で解決できるお悩み 無料で学べるWebマーケティングスクールが知りたい マーケジョブの概要や特徴について知りたい こんにちは！ゆきです！ 突然ですが、以下のお悩みを ... 続きを見る これらを活用すれば、金銭的余裕がない人でも最小限の負担でWebマーケティングを学べるため、ぜひ活用してみてください！ 未経験からWebマーケティング業界への転職は、簡単ではないです。 しかし、きちんと対策をして行動していけば決して不可能なことではありません。 Webマーケターとしてのキャリアを踏み出して、今よりも自由な生活を手に入れましょう！
20代と言う若さを利用した(第二新卒)
副業での実績が評価された
100社以上の企業に応募した
私がWebマーケティング会社に転職するまでに取った行動
①副業での実績作り
②本で転職に必要な知識を身に付ける
参考20代でWeb系企業に転職した私がおすすめする転職本5選
③自己分析
④転職の軸を決める
⑤転職エージェントへの登録
運営会社
株式会社マイナビワークス
未経験OK求人数
76％
定着率
95.5％
利用者数
43万人
対応エリア
全国
公式サイト
mynavi-job20s.jp
運営会社
株式会社リクルート
会員数
1400万人
対応エリア
全国
公式サイト
next.rikunabi.com
⑥履歴書・職務経歴書の作成
⑦応募
⑧面接
未経験からWebマーケティング業界に転職するのが難しい理由
人気職種のため競争率が高い
経験と実績が一番重要視される
新人教育にかける工数がない企業も多い
向き不向きが大きい
未経験でも確実にWebマーケティング業界に転職するための方法
Webマーケティングスクールに通うと確実に転職できる理由
補助金や無料のスクールを活用すれば個人負担は最小限に
参考無料でWebマーケティングが学べるスクール！？マーケジョブとは？
まとめ：適切な準備をすれば未経験からでもWebマーケターになれる
