Webマーケティング

Webマーケティングの将来性と需要について現役Webマーケターが解説

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

 

本記事では、こんな疑問について現役Webマーケターの私が解説していきます!

 

 

さて、本文に入る前にいきなり結論ですが、Webマーケティングは将来性が高いと言えるでしょう。

 

その理由については、以下本文内で詳しく解説していきます。

 

Webマーケティングの将来性が明るい理由

冒頭の繰り返しになりますが、Webマーケティングは将来性が高い職業です。

 

その理由としては、以下の2点が挙げられます。

 

Webマーケティングの将来性が明るい理由

  1. Web業界は右肩上がりで成長を続けている
  2. Webマーケターの需要は高まり続けている

 

順番に解説していきます。

 

1.Web業界は右肩上がりで成長を続けている

インターネットとスマホの普及に伴い、Web業界は現在も右肩上がりで成長を続けています。

 

参照:電通

 

上記は、電通が発表した2019年からのインターネット広告媒体費のグラフです。

 

毎年右肩上がりに推移しているのが分かり、今後も市場規模は伸びていくと予想されています。

 

その根拠としては、現状のEC化率の低さです。経済産業省が発表した統計によると、2022年国内のEC化率は9.13%でした。

 

ゆき
10店舗に1店舗しか未だECを利用していないと考えると意外と少ないと思いませんか?

 

このように、Web業界はまだまだ伸びる見込みがあるため、将来に対する期待値が高い業界です。

 

2.Webマーケターの需要は高まり続けている

まだまだ伸びを続けるWeb業界ですが、Webマーケターの数は不足しています。

 

実際、多くのWebマーケティング企業は、Webマーケター不足に悩まされています。

 

なぜ、これほどまでにWebマーケターが不足しているか、理由は以下の通りです。

 

Webマーケターが不足している理由

  • スキルが身に着くまでに時間がかかる
  • 実績を作るにはもっと時間がかかる
  • そもそも最近できた仕事だから

 

逆に言えば、一度Webマーケのスキルを身に付けて実績を作れば、仕事には困らないということです。

 

始めは多少大変かもしれませんが、それ以上にWebマーケティングには取り組む価値があります。

 

今後のWebマーケティングに関する懸念点

ここまで、Webマーケターの将来性が明るい理由について解説しました。

 

しかし、「本当に今後もWebマーケティング業界は伸びていくか?」と疑いをお持ちの方もいるでしょう。

 

そこで、多くの人が懸念点として抱くであろう以下の2点を解説していきます。

 

Webマーケティングの懸念点

・Webマーケターの仕事はAIに取られないのか?

・今後Webマーケターが飽和する可能性はないのか?

 

Webマーケターの仕事はAIに取られないのか?

結論、Webマーケターの仕事はAIに取られません!

 

なぜなら、AIが自動化できる分野は限られているからです。

 

例えば、Web広告の分野においてAIは、機械学習や最適化と言った技術を使用します。

 

これにより、過去にWebサイトに訪問したユーザー情報を基に、AIがCV(コンバージョン)する可能性が高いユーザーに優先的に効率よくWeb広告を配信してくれます。

 

機械学習や最適化などAIの技術がなかった頃は、人が全て手作業で広告を配信していたことを考えるといかにAIが凄いかが分かります。

 

しかし、AIにも苦手分野はあります。

 

例えば、AIは人間の心理を読むのが苦手です。

 

そのため、広告文やバナーはAIよりも人が作った方がユーザーを惹きつけられます。

 

このように、WebマーケターとAIは敵対関係にあるのではなく、共存関係にあります。

「AIに仕事を取られてしまう…」と怯えるのではなく、AIを使いこなすスキルを磨いて行きましょう。

 

今後Webマーケターが飽和する可能性はないのか?

結論、Webマーケターが飽和して仕事がなくなる可能性はありません!

 

なぜなら、スキルと実績を兼ね備えたWebマーケティング人材はすぐに増えるものではないからです。

 

スキルと実績を兼ね備えた一人前のWebマーケターになるためには、最低でも2〜3年はかかります。

 

Webマーケターという職業自体が比較的新しい職業ということもあり、今から数年でWebマーケターの数が飽和するとは考えにくいです。

 

ただし、スキルと実績が乏しい初心者Webマーケターはたくさんいるため、ずっと初心者レベルのままでは生き残れません。

 

時間をかけてスキルと実績を磨き、Webマーケターとしての価値を高めていきましょう。

 

今後需要が拡大するWebマーケティング分野

 

今後需要が拡大する分野は、以下の2つです。

 

  • 動画コンテンツ
  • SNSメディア

 

以下、詳しく解説していきます。

 

動画コンテンツ

WebマーケティングにはSEOやSNSなど様々な分野がありますが、その中でも一番伸びているのは「動画」です。

 

参照:総務省

 

上の図は、経済産業省が発表した動画配信・音楽配信・電子書籍の市場規模の変化です。

 

緑色が動画配信ですが、毎年右肩上がりで推移しているのが見て取れます。

 

近年のYouTubeの盛り上がりを見ると、動画市場がいかに調子が良いか想像するのは容易でしょう。

 

SNSメディア

SNS市場も今後需要が拡大する分野の1つです。

 

 

参照:株式会社サイバー・バズ

 

上記のグラフから分かるように、国内のソーシャルメディアマーケティングの市場規模は毎年右肩上がりで推移しています。

 

近年、X(旧Twitter)やインスタグラム、TikTokなど様々なSNSが幅広い層から人気を集めています。

 

この盛り上がりを見てもSNS市場が今後も伸びるのはほぼ確実と言えるでしょう。

 

今後需要が低下するWebマーケティング分野

動画やSNSとは対照的に、今後需要が低下する恐れがあるのが「SEO」です。

 

その理由について、以下で詳しく解説していきます。

 

SEO

ここ数年でWebサイトの数は一気に増加しました。

 

その結果、一個人や一企業がSEOのみで、検索上位を狙う難易度は年々高まっています。

 

これにより、SEOだけで稼ぐ難易度も数年前と比較して高まっています。

 

しかし、「SEOは完全にオワコン」と言うわけではありません。

 

検索上位を獲得できれば、今でも十分大きな利益を生み出せます。

 

SEOは掛け合わせで使う

今後、SEOを活用する上でキーワードとなるのが「掛け合わせです。

 

例えば、「SEO×SNS」、「SEO×動画」、「SEO×Web広告」などです。

 

このように掛け合わせを行うと、仮にどちらかの分野が衰退しても別のスキルでカバーできます。

 

また、掛け合わせによってSEO単体よりも効果が上がる可能性が高まります。

 

例えば、「SEO×SNS」だと、集客がしやすくなります。

 

補足:初めのうちはWebマーケティングの分野は気にしなくて大丈夫

ここまでの内容を読んで、「これからWebマーケティングを始めるなら、絶対に動画かSNSしかないじゃん!!」と思った方も多いと思います。

 

しかし、初心者の内、もっと言えば個人の副業又は転職レベルで言えば、Webマーケティングの分野は何を選んでも大丈夫です。

 

むしろ、興味がないのに需要が高いからと言って、動画やSNSを無理に選ぶと挫折する可能性が高くなります。

 

ゆき
僕も過去にSNS運用に挫折した経験があります…

 

また、一つのWebマーケティング分野を経験すると、他のWebマーケティングにも応用が可能です。

 

例えば、リスティング広告の経験がある人は、SNS広告の運用も少し勉強すればできるようになります。

 

そのため、初めは自分が最も興味のあるwebマーケティング分野を選びましょう!

 

需要が高いWebマーケターになるために必要なこと

将来性が高いWebマーケティング業界ですが、全てのWebマーケターが生き残れる訳ではありません。

 

Webマーケターとして長年活躍するためには、以下を心がける必要があります。

 

需要が高いWebマーケターに必要なこと

  • 常に情報収集を続ける
  • プレイヤーとしてのスキルと経験を積み重ねる
  • マネジメントスキルorコンサルティングスキルを身に付ける

 

以下、順番に解説していきます。

 

常に情報収集を続ける

Webマーケティング業界は、目まぐるしいスピードで変化していきます。

 

実際に、媒体(GoogleやYouTube、X、Instagram)のアップデートによって、仕事のやり方は大きく変化していきます。

 

そのため、「変化するのが当たり前の仕事」と意識を持っていると良いでしょう。

 

また、1つのスキルややり方に固執するのは非常に危険なため、その点でも常に情報収集を続け、変化する姿勢が大切です。

 

プレイヤーとしてのスキルと経験を積み重ねる

稼げるWebマーケターになれるかは、スキルと経験が大きく関わってきます。

 

例えば、ネットでWeb広告運用者の求人を検索すると、必ずと言って良いほど「実務経験〇年以上」と言った条件が付いています。

 

そのため、まずはスキルと経験を高めましょう。

 

また、これに加えて目立つような実績を持っていると、Webマーケターとして仕事に困ることはないでしょう。

 

マネジメントスキルorコンサルティングスキルを身に付ける

Webマーケティング業界に限らず、会社という組織は、「経営マネジメント層」と「プレイヤー層」の2つの層に分けられます。

 

図を挿入

 

そして、会社という組織の中では、プレイヤー層よりも経営マネジメント層の人たちの方がお給料が多くもらえる仕組みになっています。

 

そのため、組織で働くのであれば、マネジメントスキルを身に付け、自分の部下を育ててチームとして結果を生み出す必要があります。

 

フリーランスや副業など特定の組織に所属せず、個人で働きたい方は、コンサルティングスキルを身に付けるのがおすすめです。

 

Webマーケターになるためのキャリアパス

Webマーケターになるためのキャリアパスは、以下の3種類です。

 

Webマーケターになるためのキャリアパス

  • 転職して会社員としてWebマーケターになる
  • フリーランスとしてWebマーケターになる
  • 副業としてWebマーケティングに挑戦する

 

転職して会社員としてWebマーケターになる

一つ目は、転職して会社員としてWebマーケティングに携わる方法です。

 

このキャリアパスのメリットは、何と言ってもお給料を貰いながらWebマーケティングのスキルと経験を積める点です。

 

私もエンジニアからWebマーケターに転職して、スキルを身に付けました。

 

組織で働くことに抵抗がない人には最もおすすめのキャリアパスです。

 

転職の際は、転職エージェントを活用しよう!

転職するなら、転職エージェントの利用がおすすめです。

 

転職のプロによるサポートが無料で受けられ、転職成功確率が確実にアップします。

 

未経験からWebマーケターを目指す方におすすめの転職エージェントは以下の通りです。

 

リクルートエージェント

運営会社 株式会社リクルート
求人数 (Web業界)
対応エリア 全国
公式サイト r-agent.com

 

リクルートエージェントの特徴は、非公開求人の豊富さとキャリアアドバイザーによる充実したサポートです。

手厚いサポートの元、転職活動を進めたい方には特におすすめのエージェントです。

 

doda

運営会社 パーソルキャリア株式会社
求人数 (Web業界)
対応エリア 全国
公式サイト doda.jp

 

dodaの特徴は、何と言っても求人数の豊富さです。多種多様な求人が揃っており、未経験可の求人も豊富です。

たくさんの求人の中から自分が気になる企業を見つけたい方におすすめのエージェントです。

 

転職エージェントは、担当者との相性が重要になってくるため、できれば複数社登録するのがおすすめです。

 

ゆき
実際に私も転職活動を始める際には、3つの転職エージェントに登録しました。

 

フリーランスとしてWebマーケターになる

2つ目は、フリーランスとしてWebマーケターになる方法です。

 

フリーランスWebマーケターのメリットは、自由度が高いのに加えて会社員よりも圧倒的に稼ぎやすい点です。

 

Webマーケターとして稼げるか否かは、個人のスキルと経験に寄ります。そのため、フリーランスとして年収1,000万円以上を目指すのも夢ではありません。

 

未経験からフリーランスを目指すならWebマーケティングスクールの活用も視野に

全くの未経験からいきなりフリーランスWebマーケターとして活躍するのは難しいです。

 

そこで、未経験からフリーランスを目指す方は、Webマーケティングスクールの活用を検討してみましょう。

 

スクールを活用することで、スキルを学べるだけでなく、実務経験が積めたり、案件を紹介してくるスクールも存在します。

 

そのため、独学でフリーランスWebマーケターを目指すよりも圧倒的に早く稼げる様になります。

 

以下は、フリーランスを目指す方におすすめのWebマーケティングスクールです。

 

WEBST

授業スタイル オンライン(個別指導)
コース 全3コースから選択可
カリキュラム内容 Web広告運用/Webデザイン/ライティングなど
キャリアサポート 副業・フリーランス案件紹介
運営会社 株式会社Her’s
公式サイト webst-school.com

WEBSTでは、Webマーケティング以外にWebデザインやライティングについても学習が可能です。そのため、Webマーケターに転職したい方だけでなく、副業やフリーランスに挑戦したい方にもおすすめです。

 

また、スクール卒業後はビジネスパートナーとして、WEBSTが案件を紹介してくれます。そのため、自ら営業して案件を取りにいかなくても仕事に困ることはありません。

 

デジプロ

授業スタイル 通学及びオンライン
コース 全3コースから選択可
カリキュラム内容 Web広告運用/Webデザインなど
キャリアサポート 転職支援サポート
運営会社 株式会社Hagakure / Hagakure Inc.
公式サイト degipro.com

デジプロでは、「転職コース」、「副業コース」、「法人コース」の3つのコースが準備されており、自身の目的に合った内容を学べます。

 

通学とオンラインを組み合わせた授業スタイルも特徴であり、実際に講師に直接質問したり、同じWebマーケターを目指す人たちと刺激し合えるのも特徴です。

 

スクールの受講料が払えない方は、転職を経てフリーランスを目指すのもあり

Webマーケティングスクールを活用すると、Webマーケターとして稼げる様になるまでの道のりが圧倒的に短縮できます。

 

しかし、数十万もするスクールにお金を払えない方も多いでしょう。

 

そんな方は、一度Webマーケティング会社に転職してそこでスキルを身に付けてからフリーランスとして独立する方法もあります。

 

時間はかかりますが、一度Webマーケティング会社でスキルを身に付けられれば、フリーランスとして独立するのは難しくはないです。

 

転職も難しい方は、次にご紹介する方法がおすすめです。

 

副業としてWebマーケティングに挑戦する

3つ目の方法は、副業としてWebマーケティングに挑戦する方法です。

 

副業Webマーケターのメリットは、本業を続けたままできることです。

 

そのため、今すぐに会社には転職できない方には最もオススメの方法です。

 

私も以前は本業のエンジニアのお仕事の傍ら、副業でWebマーケティングに取り組んでいました。

 

その結果、副業で20万円程の副収入を作ることができ、副業の実績を元にWebマーケティング会社への転職を成功できました。

 

はっきり言って、副業は最強です!

 

ノーリスクで始められ、収益は青天井です。

 

ゆき
副業始めるなら、ランサーズやクラウドワークスを活用して案件を探すのがオススメだよ

 

まとめ:Webマーケティングの将来は明るい

まとめとして、Webマーケティングの将来性は明るいです!

 

そして、今後も間違いなく伸びていく業界のため、「稼げる仕事がしたい方」や「食いっぱぐれないスキルが欲しい方」には、おすすめの職業です。

 

さらに、未経験からでも目指せる職業のため、本記事を通してWebマーケティングに興味を持った方は、ぜひ一緒にWebマーケターの道を目指しましょう!

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